| 「時子とのぞみ」が出来るまで
時子とのぞみ、あの驚異の52歳年の差コンビが誕生したのは、2005年6月のことだった。
その月、栃木県の那須塩原で開校した「那須お笑い学校」(名誉校長・坂上二郎)に偶然、受講生として別々にやってきた二人。それを見た、学校の主任講師の山中伊知郎は、「この二人が組めば日本一ユニークなコンビになる」とさっそくアカの他人の二人を組ませてしまう。
お笑いは始めたばかりの二人に長いネタは難しいから、と、やってもらったのはまずショートコントばかり。コントとコントの間にうまいブリッジはないかと考えていたところ、意外な人から、素晴らしいアイデアが出てきた。
それはのぞみちゃんのお母さんの世津子さんだった。二人がコンビ名を連呼しながら踊れば面白いではないか、という。さっそくやらせてみたら、これがピッタリとハマる。
このブリッジつきのショートコントで、地元だけでなく、東京のお笑いライブにも出演したところ、どこでもウケはいい。よし、とばかりに「エンタの神様」にビデオを持ちこみ、トントン拍子に出演が決定。
もっとも最初は井上時子さんの井上と、矢板のぞみちゃんののぞみをとって「井上のぞみ」にしていたのが、途中で「時子とのぞみ」に改名。理由は「井上のぞみ」だと、ピン芸人に間違えられそうだったから。 |